本は読み方で効率が劇的に変わる!知識を得るための読書法

この記事では、本から効率的に知識を吸収し、使える記憶として蓄える方法を解説しています。

  

本は知識の宝庫。先人たちの積み重ねた経験も、宝のような貴重な情報も読書でさくっと手に入れることができます。

だけどその本、ちゃんと頭に入っていますか?

  

せっかく仕入れた素晴らしい情報も「使える知識」として頭に入れなければ意味がありません。

だからといって忙しい現代人には、じっくり読み込んで勉強するような時間も取れないのも現実です。

くろやん

吾輩も忙しいのだよ…

しろやん

何がやねん!たいてい昼寝しとるやん!

そんなあなたに、効率よく知識を吸収できる本の読み方をご紹介します!

ここで紹介するのはあくまで「知識を得る目的で本を読む人」に向けた読書法です。

小説や物語などの楽しむための本は、もっとゆっくり楽しみながら読んであげてください。

 

この記事を読むと…

内容をしっかり頭に入れながら読書のスピードをアップできます

目次

本の読み方を効率化するための3つの課題

効率よく読書をしようと思ったとき、どんな課題があるでしょう。

学校の授業みたいに1ページづつ大事なところにアンダーラインを引きながら、ノートに内容をまとめながら読んでいたのでは時間がかかりすぎます。

かといって「速読」などの流し読みや斜め読みなどは、内容をきちんと理解することができないので読む意味すらなくなってしまいます。

知識を得るための読書は、内容をきちんと理解し、自分の知識として使っていける形で脳に刻み込むのが目的です。

そのうえでスピードも上げていかなければいけません。

あなたが忙しい毎日の中でせっかくひねり出した貴重な時間ですから、有意義に使っていきましょ!

読書の効率化をするために必要なポイントは3つです。

1.時間を短縮する
2.内容をしっかり理解する
3.記憶の定着を図る

あややん

詳しく見ていきましょう!

時間を短縮するためには? ~すらすら読むための準備~

読書をしているとき、脳では何をしているのでしょうか?

過去の記憶の中から関連する感覚情報をあれこれ引っ張り出して、読んでいる内容に合わせてイメージを頭の中に再構築しています。

 

美しい景色の描写があれば視覚イメージを、登場人物が食事をしていれば味や香りのイメージが再生されます。

心理描写があれば自分もそんな気分になったりしますよね。感情移入です。

ですから、慣れ親しんだ内容や自分の専門分野の情報であれば、読む速度も上がります。

知っている単語や言い回し、よく目にするフレーズであれば文字からイメージを思い起こすことが簡単だからです。

 

しかし全く新しい分野をゼロから学んでいくようなときは、聞いたこともない単語やフレーズがたくさん出てきます。

下手すれば辞書で調べる必要も出てきたり。

そうなると読むペースももちろん、ガクンと落ちてしまいます。

  

“社畜サラリーマンが薄給、残業地獄で苦悩と葛藤を続けた末、妻の不倫で家庭崩壊の危機に見舞われる”ような泥沼ストーリーを女子中学生などが読んでも経験や知識がないので感情移入できず、読みづらい、ということです。

このように基礎となる知識があるかないかで、読書のスピードは変わってくるんです。

まずは目次をチェックしましょう!

目次を見て、見出しからその章や節に何が書かれているかイメージできますか?

書かれている内容をざっくりと知ることによって、過去に仕入れた知識や経験から関連する情報を脳から堀り出してくることができます。

つまり、軽い予習です。

  

まったくイメージが湧かない場合は、一度ざっくりと下読みすることをお勧めします。

あまりにも知らない単語や専門用語が多すぎるようであれば、”同じジャンル難易度の低い本を先に読む”という手もあります。

基礎知識を学んでから読むと全然理解度が変わってきますし、読むスピードも段違いに速くなるはずです。

次に目次ですべきこと。

作者がどのように話を展開し、何をあなたに伝えようとしているのか、考えてみましょう。

  

これは本全体の主題や構成を把握することで、整理しやすい状態で情報を頭に入れるためです。

  

たとえば、想像してみてください。

情報を書き込んだ大量の紙を一枚一枚、無造作にバラバラで段ボール箱に放り込む。

その後の整理がめちゃめちゃ大変ですよね。

   

せめて見出しをつけ、項目ごとにクリップでまとめて、そろえて箱に入れていったらどうでしょう?

その後のファイリングもかなり楽になります。

内容をしっかり理解しながら読む ~メモや付箋を活用しよう!~

ページを映像で記憶するとか、斜め読みとか、いわゆる速読といわれているものは、たいてい内容があまり頭に残りません。

単語を拾い読みしても、深く理解していなければ使える知識にはらないんです。

  

あなたは何のために読書や学習をするのですか?

仕事や生活で役立てたり、自分を成長させ新しい視点を得たり、人生を豊かに幸せにするためです。

使えない断片だけの記憶は不要ですよね。

  

楽しむための小説や物語などは、楽しめればそれでいいと思います。

でも学習のための読書では、どんなに速くても知識にならない読書は時間の無駄です。

きちんと内容を理解して使える知識を習得しましょう!

 

「見出し」はその章や節の内容を簡潔にまとめてある一文です。

要約であったり一番抑えてほしいポイントだったりします。

  

例えば「絶対に知っておくべき〇〇の5つの法則」という見出しだとしたら、その章では5つある法則を1つずつ説明している内容だと想像できます。

その中にそれぞれの法則の「実践方法」①②③があったりするわけです。

  

そのような入れ子構造で読み進めていると、

最初に確認した法則の数がいくつだったか。

自分が読んでいる場所がどの法則の何番目の実践方法なのか。

  

夢中になって内容に引き込まれていると自分が現在どの位置にいるのか、あいまいになったりします。

見出しを確認し、構成を意識して、全体像を俯瞰しながら読むことによって情報が整理しやすく理解していきやすいです。

  

各章の終わりには、この節にはこんな内容が書いてあったなぁ、大事なポイントは~。というように、自分なりに要点を見つけながら、章全体の流れを確認しましょう。

ノートにまとめたり、書き写したりはしません。復習は読み終わってから。

代わりに、大事だなとか興味深いと思った箇所には短くコメントをつけて付箋などを貼っておきます。

疑問に思ったことも付箋にメモしておきましょう。

自分の本で、汚すことに抵抗がないなら直に書き込むのもアリかと思います。

  

これは、最初に読んだ時の印象を思い出す手掛かりになります。

知らないことを知った時の驚きや感動、なんでだろ?と疑問に思う気持ちは感情です。

本で得た情報を感情と関連付けて、生きた経験に近いものとして脳に収納できれば、より自分の知識にしやすいですよね。

  

私が普段使っている付箋です。しっかり付いて途中ではがれません。
色もたくさんあるので楽しい!

記憶の定着を図ろう! ~効率的な復習方法~

物覚えが悪いと感じている人でも、脳はちゃんと覚えています。

一日に起こった出来事すべてをとりあえず記憶するんです。

 

そして寝ている間に脳はそれらの情報を整理して「大事なもの」「とりあえず保留」「いらないもの」などと仕分けして収納します。

部屋の片づけと同じです。

 

よく使うものは見えるところや手の届くところに、それほど使わないものは引き出しやクローゼットなどにしまい込みます。

勉強したはずなのに覚えてない、というのは実は記憶できなかったわけではなくて、思い出せないだけです。

 

記憶の引き出しのどこか奥の方にしまい込んで、出せなくなってしまったんです。

ひどい場合にはしまったことすら忘れることもありますね。

 

物覚えが悪い人というのは、言ってみれば記憶の片づけが苦手な人なのかもしれません。

しろやん

僕も物覚えが悪くて困っとるんよ

 

整理しやすい形で読んでいく方法は、先ほどご紹介しましたね。

次は、取り出しやすいところにいつでも使えるように収納(=記憶の定着)する方法です。

 

記憶の定着にはズバリ、復習が一番です。

 

アウトプットが大事、なんてよく言いますよね。

その理由は、仕入れた情報を自分の中でしっかりかみ砕いて、自分の言葉で書き出すことでその情報を自分の物にしていくことができるからです。

自分の経験などに当てはめて応用することができたら完璧です。

絶対忘れませんよね。

 

インプットしたら、アウトプットも必ずセットです。

 

復習のやり方としては、

何も見ず、頭の中から掘り出しながら、ノートなどに書きだすこと。

ただ単に本を読み返したり、本を見ながらノートに書き写すなどの方法では記憶は定着しません

 

脳内での記憶強化のプロセスはざっくり書くとこういう感じです。

脳に「思い出す」作業をさせる。

情報へのアクセス頻度が上がる。

「これは重要な情報なんだ」と脳が認識。

記憶が強化される!


忘れかけたころに思い出す作業は意外としんどいですが、だからこそ効果があります。

部屋の片づけの例でいうと、何度もしょっちゅう使うものは、取り出しやすく使いやすいところに配置するということです。

 

何もないと思い出しづらいのであれば、目次を見てみましょう。

章や節ごとに何が書かれていたか、大事なことはなんだったか。

疑問に思ったことは何だったか。

付箋を貼ったところはどんな内容だったか。

 

ひと通り思い出しながら書き出してみて、思い出せなかったところや疑問点などを答え合わせするような感覚で、もう一度読み返します。

答え合わせで「あ~そうか~!忘れてたわ~」となったところはまた忘れたころに復習しましょう。

どうしても覚えにくいなという情報は、小テストのような問題を作っておくのも手ですね。

その際、付箋のメモの内容を盛り込むと初めて読んだ時の印象も思い出されるので効果的です。

この小テストも忘れかけたころにやってみましょう!

 

とにかく考えて思い出して脳を使ってあげることが良い復習になります。

あややん

ちなみに、めっちゃ忘れっぽい私はこうしてます!

各節、各章の終わりごとにどんな内容だったかをざっくりと思い出すようにしてます(1回目の復習)。

そして読了後に思い出しながら大事だと思ったことを書き出し、気になったことや疑問に思う事を調べたり考えたりして、自分なりの感想を書きます(2回目の復習)。

記憶定着にも効果アリな「読書ノート」もおすすめです!

本の読み方を効率化する!メモの使い方

読書ノートなどもいいですが、読書中は本に集中することを優先しましょう。

書いたり読んだりでは時間がかかるからです。

 

憶えておきたいこと、頭にふわっと浮かんで消えてしまいそうなことなどを殴り書きでメモします。

これは主にワーキングメモリー(短期記憶)を解放する目的です。

 

ちょっとしたことでも覚えておこうと思ってしまうと頭の中のワーキングメモリーはすぐにいっぱいになってしまいます。

  

これでは内容を理解する作業に集中できません。

読むスピードが落ちるし、クリエイティブな思考もできなくなってしまいます。

 

憶えておくべきことは外部記憶(メモ)に任せて、ワーキングメモリーがさっぱりした状態で読み進めましょう。

まとめ

1.時間を短縮するためには

目次を見ながら軽い予習をしましょう。

各見出しから、内容をなんとなくイメージします。
予想、想像することで関連した情報が思い出され、読書中には関連情報へのアクセスが早くなります。
全くイメージできない場合は難易度が高すぎる場合があります。
基礎的な本を読んでからまたチャレンジです!

2.内容をしっかり理解しながら読む

構成を意識して全体を俯瞰するイメージで読んでいきましょう。

ノートにまとめたり書き写すことはせず、覚えておきたいことは軽くメモする程度に。
「これ大事!」や「なんでだろ?」などの感情もメモするのは効果的。付箋を使うと復習が楽です。

3.記憶の定着を図ろう!

記憶の定着とはいつでも取り出せて使える知識にすることです。
それには復習(=思い出す作業)が何より大事です。

ただ単に本を読み返したり、本を見ながらノートに書き写すなどはNG。
復習のベストタイミングは忘れかけたころ。しっかり脳を使ってひねり出す感じで思い出しましょう。

あややん

効率的な読書で、あなたも豊かな知識を手に入れてくださいね!

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