朝早起きして、あれこれと楽しい活動をすることを朝活といいます。
今回は朝活の驚きの効果と、苦手な人でもできちゃう早起きのコツを合わせてご紹介します。
突然ですが、あなたが毎日迎えたい朝はどちらですか?
- 希望に満ちた気持ちで目を覚まし、今日はどんな素敵なことがあるんだろう、とワクワクしながら一日を始める。
- 仕方なく布団から這い出て、今日もダルいなぁと睡魔をやっつけながら半自動的に一日を始める。
…もちろん①の方がいいですよね。
朝早起きして活動(=朝活)することは、あなたの毎日を楽しく充実させるだけでなく、人生を良い方向に軌道修正していくことができるんです。
この記事ではそんな朝活のメリットを余すことなく紹介していきます。
そして、早起きは苦手だなぁという人のための、早起きのコツも伝授します!
実は私自身が、昔はめっちゃ早起き苦手だったんです。
いくら早く寝ても、いくつアラームかけても起きれませんでした。
子供の幼稚園からの電話で起こされることもありました。
留守電に録音中の先生の声「〇〇ちゃんまだ園に来てないんですけど…」
私「ふ……ふぉ!!?」
…はい。すみません。寝てました。
このパターンは何度かありました…(先生ホントにごめんなさい)。
今では苦も無く毎朝4時起きで朝活を楽しんでいます。
そんなわけで、
朝活の良さと早起きのコツをセットでお伝えしますので、お寝坊さんのあなたにもできると思います!
ぜひ最後まで読んで、毎日を充実させていってくださいね!
朝活の効果とメリット
早起きして活動するメリットは本当に計り知れないですが、ざっくり挙げるとこの5つです。
- 頭の中が整理されているので、生産性が良い
- 一日のパフォーマンスをあげることができる
- 静かで集中できる自分の時間を持てる
- 一日の始まりに達成感を得ることでやる気が出る
- 深夜の無駄な作業をなくすことができる
睡眠中は知らずに水分が失われ、朝は軽く脱水状態です。
水分補給をしてから朝活を始めましょう。
ひとつづつ見ていきましょう。
頭の中が整理されているので、生産性が良い
脳は睡眠中に、その日にあった出来事を整理して格納しています。
ですから良質な睡眠をとった直後である朝の時間帯は、一日のうちで一番、脳がスッキリと片付いた状態で活動することができるんです。
特に生産的な作業、計画を立てたり文章を書いたりというアウトプットする作業に向いています。
頭の中にあるものを組み合わせたり組み替えたりして新しいものを作るには、論理的思考が必要。
時間やタスクに追われ、頭の中が散らかっている日中では良い文章は書けません。
ですから、何かを作り込むような作業は断然、朝がオススメです!
一日のパフォーマンスをあげることができる
朝活でよくみんながやっているのが、運動。
運動が苦手な人にはなかなか想像もつきづらいですが、頭も体も意外としゃっきりしますよ、運動。
けれど、単に気分がしゃっきりするだけではありません。
BDNFって聞いたことありますか?
「脳の栄養」と呼ばれている、脳由来神経栄養因子です。
脳内で生成され、神経細胞の発生や成長、維持や再生などを促す物質。
つまり学習や記憶、高度な思考などに必要となってくる、ニューロンやシナプスを作り育てるための栄養みたいなものです。
加齢によって減少していく物質ですが、なんと増やすこともできちゃいます。
しかも意外と簡単に。
このBDNFという物質は20分ほどの運動をすることで、脳内で合成される量がドバっと増えます。
脳の老化を防ぎ活性化するのには、意外なようですが運動が効果テキメンなのです。
中高年の方が早朝によく散歩しているのを見かけます。
足腰を鍛えるだけでなく、実は同時に脳も鍛えることになっていたんですね。
運動することでBDNFだけでなく、さらに神経伝達物質ドーパミンも分泌され、認知能力や集中力もアップ。
ノルアドレナリンで気分を上げ、セロトニンはストレス耐性もアップします。
つまり
学習能力と記憶力、認知能力も集中力も上げ、脳を最高のコンディションに整えた上、
気分も高揚しやる気に満ちて、ちょっとしたことではめげないメンタルの強さも得ることができます。
運動する時間は20分ほど。
ウォーキングや軽いランニングで十分です。
水分補給してから始めましょう。
軽く息が弾む程度が最適です。冬場は体もあったまるので良いですよね!
即効性があり、効果はやればその日から感じられます。そして1日中続きます。
でもこんなに簡単ですごい効果ですから、ぜひ毎日の習慣にしていきたいですよね。
静かで集中できる自分の時間を持てる
運動が良いという話をしたばかりですが、他にも朝活の魅力は盛りだくさんです。
脳もスッキリしている、静かで一人になれる時間って日中はなかなかないですよね。
読書や勉強もできますし、趣味にも没頭できます。
自分の好きなことをするために使えます。
突然ですが、あなたは自分の好きなこと、できていますか?
好きなことは特にないという人は、ぜひ好きなことを探してください。
自分を見つめなおし、自分を良く知ることは、人生を計画するうえで一番重要ではじめにしなければならないことです。
自分とじっくりと向き合い、何のために生まれ、どんなふうに生き、死ぬまでに何を成したいのか。
朝の静かな時間を自分との対話に充てるのも、とても有意義な時間の使い方だと思います。
一日の始まりに達成感を得ることでやる気が出る
朝に好きなこと、脳や体が喜ぶことをやるとどんな気持ちでしょう?
やってみればわかるのですが
今日も朝活したぞ!やりたいことやった!という達成感があり、今日も一日がんばろう!っていう意欲が湧きます。
これは、何かを達成した時に分泌されるドーパミン(脳のご褒美)の作用で、挑戦する意欲、やる気、集中力をアップさせるからです。
朝からやる気に満ちて一日を過ごす。
これを習慣にすると毎日が希望にあふれ、充実し、なんとなく無駄に一日が終わるようなことがなくなります。
明日は何をしよ?って楽しみになるで!
深夜の無駄な作業をなくすことができる
残った仕事ややりたかったことを夜にダラダラと作業してませんか?
眠い目をこすりながら生産性の悪い頭で考えてもうまくいきませんし、ミスも多くなってしまいます。
たいていの場合、翌朝見たら手直しが必要になったりするものです。
つまり、無駄な作業です。
それに、「これが終わったら寝よう」などと始めたけれどなかなか終わらずに遅くなってしまう、なんてこともよくありますよね。
でもこれ、やめた方が良いです。
睡眠は健康を考える上で、一番といっていいほど大切な要素。
睡眠時間を削って何かをするなんて寿命を縮めているのと同じです。
ですから、早起きをしようと思ったら、もちろん早寝しなければなりません。
何度も言うようですが睡眠時間の確保は第一に優先してください。
起きる時間を決めると寝る時間も必然、決まってきます。
寝る時間が決まっているので、仕事の優先順位を明確にして「不要な作業をしない」選択をすることに。
つまりやるべき仕事が整理、効率化され、ちゃちゃっと終わらせることができます。
翌朝の楽しい時間のために、今日はもう寝よう。という気持ちになるでしょう。
早起きのコツ
早起きして素敵な時間を過ごす、朝活の魅力はお分かりいただけたでしょうか?
でもなぁ、早起きは苦手なんだよなぁ…
っていうあなたのために、早起きのコツを伝授します!
ポイントはこの3つです。
- 楽しいことを用意する
- 良質の睡眠をとる
- 体調の悪い時は無理しない
詳しく解説していきますね。
楽しいことを用意する
朝一番にはワクワクする、楽しいことを持ってきましょう。
ダラダラ寝ているのがもったいなくなり、二度寝なんてしている場合ではなくなります!
そういう意味で、朝活の時間に残った仕事を片づけたり、やらならなきゃいけないことをやるのはNG。
つまらない、しんどい作業が待っていると思うと起きるのが嫌になります。
せっかくですから楽しいことしましょう!
良質な睡眠をとる
しっかり寝れば朝も自然にしゃきっと起きられます!
……本当です。
冒頭でもお伝えしたとおり私も昔は、朝全然起きられない人でした。
原因は簡単なことです。
よく眠れていなかったからです。
けれど朝活を始めると、睡眠時間を早めの時間にシフトすることになります。
ゴールデンタイム(22時~3時)に睡眠をとることができるので、それだけでも睡眠の質は必然的にアップ。
さらに寝る準備や睡眠リズムを改善することによって、良質の睡眠を得られます。
睡眠の質を上げるコツをいくつか紹介すると…
- 朝日を浴びて体内時計をリセット
- 午後からはカフェインを控える
- お風呂でゆっくり温まり、冷めてきたころ寝る
- 夜はブルーライト、アルコールを控える
- 日記を書いて今日のモヤモヤをリセットして寝る
睡眠と日記に関しては別記事で詳しく解説しています。
よかったら見てみてくださいね。
よく眠れると、本当に体調も良くなって快適ですよ!
体調の悪い時は無理しない
継続していくこと全般のコツですが、体調の悪い時は無理せずお休みしましょう。
体が睡眠を要求しているのを感じたら、素直に従うことも大事です。
症状はなくても風邪の引きはじめの可能性もあり、その場合は栄養と睡眠をとるだけで回復したりもします。
風邪をほとんどひかない人というのは、実はこういう
「身体の声に敏感ですぐに対策を実行する人」だったりします。
症状が本格化する前に自然治癒力で治してしまっているわけです。
女性の場合、月経などの影響で強い眠気を感じる体質の方も多いと思います。
この場合も無理せず休みましょう。
少しくらいたくさん寝たからといってバチは当たりません。
私の場合は、とりあえず起きて作業を始めると目が覚めてくることが多いのですが、
始めてみて眠いようならその日の午後にでも仮眠をとったり、その夜は早めに寝るようにしています。
まとめ
朝活の効果とメリットはこの5つでした
- 朝は脳が元気で冴えているので特に論理的な作業、計画を立てたり文章を書いたりというアウトプットする作業に向いています。
- 朝20分の軽い運動で学習能力と記憶力、認知能力や集中力とやる気を上げ、メンタルも強くなります。
- 朝の静かな時間はじっくりと自分と向き合い、人生を見直すのにも最適です。
- 朝から楽しく充実すると一日のやる気も上がります。
- 早起きするために、疲れた頭での深夜の無駄な作業をさっさと切り上げて早寝する習慣が身につきます。
朝の苦手なあなたもきっとできる、早起きのコツ
- 楽しいことを用意する
- 良質の睡眠をとる
- 体調の悪い時は無理しない
まずは気楽にやってみてくださいね!
なんせ楽しいですよ!